アナテミシア

詩集の下書き

二つは一つの番いの猫は眼の前を立ち去る虚しさで今月は次の猫の日まで霊びな比売の庭に入らず揺れ動いた易の兆しに坂道の二の舞が漂う雛鳥と魔女の飛ぶ獣道も辿らない

二つは一つの番いの猫は眼の前を立ち去る虚しさで今月は次の猫の日まで霊びな比売の庭に入らず揺れ動いた易の兆しに坂道の二の舞が漂う雛鳥と魔女の飛ぶ獣道も辿らない