5年前には手に取りたいと想った写真の中の原に咲く優れた花も時の過ぎゆくままに写真の中で色も褪せ熱いスープが恋しくない春の訪れ
学び舎も終の住処も満開で灰色の花曇りにピンクの合わせが好く半年ぶりに散髪して開けば雛鳥の穢れた田の坂道の轍を踏んでは転げ落ちる未来が目に浮かびソット閉じて南無阿弥陀仏と未だ散るには早い道を帰る
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