アナテミシア

詩集の下書き

彼女と櫛のトコに出かけココまでも飛んで来るものか鳶が高く旋回して居り地の桜も水も満ちて真鴨の番いも泳ぎ現れては飛び立ちサテは櫛に縁の有る者が我知らぬ誰かと飛び立つ幸ひの予兆かなと綻ぶ他人の幸せを喜ぶとは昨日を境に自分も変わったものだなと可笑しくなり公園に向かい鶯の風に舞い散る花を愛でて茉莉花のミルクティーを飲みココも満ちている水に浮かぶ桜の弁天島の社の裏まで初めて回り殊更に何というコトもないのに満ち足りて家路の家まであと少しの目の前を綺麗なオスの雉が横断して姿なく耳にしていた声のぬしを知り家の庭にも遅咲き

彼女と櫛のトコに出かけココまでも飛んで来るものか鳶が高く旋回して居り地の桜も水も満ちて真鴨の番いも泳ぎ現れては飛び立ちサテは櫛に縁の有る者が我知らぬ誰かと飛び立つ幸ひの予兆かなと綻ぶ他人の幸せを喜ぶとは昨日を境に自分も変わったものだなと可笑しくなり公園に向かい鶯の風に舞い散る花を愛でて茉莉花のミルクティーを飲みココも満ちている水に浮かぶ桜の弁天島の社の裏まで初めて回り殊更に何というコトもないのに満ち足りて家路の家まであと少しの目の前を綺麗なオスの雉が横断して姿なく耳にしていた声のぬしを知り家の庭にも遅咲きの桜が咲いているのを彼女と愛でた