アナテミシア

詩集の下書き

地球に縛り漬けられる重力の体感で目が覚めてキチガイが定めた言葉の金縛りに遭い観音像を推しツブしつつ放ちつ圧に権兵衛の悦びの魂が泥りとトロけ発狂が壺屋の軒先に熟成して塩辛く臭い墓へ運ぶ犬の重さと悲しみを想い出せず穴を掘ったあと心臓が壊れそうに脈拍ってヘタリこみ動けなくなった土の冷たさに塊となった魂を悔いる

地球に縛り漬けられる重力の体感で目が覚めてキチガイが定めた言葉の金縛りに遭い観音像を推しツブしつつ放ちつ圧に権兵衛の悦びの魂が泥りとトロけ発狂が壺屋の軒先に熟成して塩辛く臭い墓へ運ぶ犬の重さと悲しみを想い出せず穴を掘ったあと心臓が壊れそうに脈拍ってヘタリこみ動けなくなった土の冷たさに塊となった魂を悔いる