雷を井戸に閉じ込め晴れて蚕蛾の飛ぶ島の撓わな世界樹の実に熱い生糸を結び伝い来る鼓動の共鳴から果実の断面を霊視に描き出す
缶詰の朝を口開けて飲み明るい日差しの他人事の熱っぽい風音と軋みを聞く
七兵衛と透け波の鎖を解き放ち確かに居ることの霊視に浸る幸せ
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